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【アヤ先生より】幼児向け年間カリキュラムについて

こんにちは、講師の潮田彩です。
今回は「幼児調理クラス」のカリキュラムに対する考え方をまとめてみました。
月に1度の定期クラスはもちろん、季節ごとの講座も同じ方針で組み立てていますのでどうぞご参考ください。

もぐもぐキッチンスタジオは、料理の「きほん」をとても大切にしています。
その中でも幼児クラスではそのきほんをベースに、特に「手」の使い方に重きをおき、楽しみながら学べるようにカリキュラムを考えています。力の入れ方、指先の使い方、道具の持ち方。手の使い方はすべての事のきほんにつながります。
幼児期のうちに料理を通してたくさん「手」を使い、小学生に向けて準備をしていきましょう。

また、幼児さんは、初めて食べる食材や苦手な食材などもまだまだ多いですよね。好き嫌いがあるのに教室に参加しても大丈夫かな?というご心配もあるかと思いますが、スタジオでは試食については本人の気持ちに寄り添い、無理強いして食べさせるようなことはしておりませんのでご安心ください。
食べることだけでなく、「作る楽しさ」「盛り付ける楽しさ」「家族に食べてもらう嬉しさ」を通して料理にチャレンジする気持ちを育てていきましょう。

こういった方針から、幼児クラスでは包丁や高度な火の取扱いをさせることはありません。ともかく幼児さんは、注意を払いながら包丁や火を取り扱うだけでへとへとになってしまうからです。まずは、料理を楽しむこと、手を動かすこと、食べることを最優先しています。
(野菜を切ったりするときはお菓子作りで使われる「カード」という調理器具を使い進めています)

なお、通年子どもたちに必ず大切だよと伝えているのはこんな点です:

・見る
・聞く
・マネをする

シンプルですが、料理に限らずとてもとても大事なスキルだと考えています。

<幼児定期クラス:年間メニューの流れ>

4月~8月
さまざまなメニューを通して、なるべく色々な道具を使うように組み立てています。
ホイッパー、カード、マッシャーなどの持ち方や使い方にチャレンジしましょう。

9月~12月
秋から年末にかけて、季節を感じられるメニューで食材の観察や使い方にチャレンジします。
鯵の観察やお魚クイズは子どもたちに大人気です。

1月~3月
今まで積み重ねてきたことに加え、いよいよ「手順」を考えてみます。
手順を確認しながら、色々な食材を手を使い、包む・練る・成形する。1年間の集大成です。


※食材の調達状況などによりメニューが変更になることがございます

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