「はじめてお料理準備講座」について
![20170519_コラム_アヤ先生](https://kodomo-chouri.com/cms/wp-content/uploads/2017/05/D7D646A0-2005-444C-8CD1-064804BBF4F2-1640x1640.jpg)
いよいよ定期クラスがスタートしました!
定期クラスに参加してもらう子たちには、必ず最初に、
『はじめてお料理準備講座』を受けてもらっています。
さて『はじめてお料理準備講座』とは?
スタジオ内のそれぞれの場所や使い方。
コックコートの着方や手洗いの仕方など。
いわゆる「衛生」について話をします。
「衛生」ってなんだか難しく聞こえますが、
料理をするにはとても大切なことです。
今日は、準備講座から「着替え」について話していきたいと思います。
まず、子どもたちがスタジオに来たら、
トイレに行ってコックコートに着替えます。
(コックコートについては以前のコラムを!)
コックコートをきちんと着るというのは、意外と難しいもの。
毎回毎回、少しずつ練習していきます。
幼児クラスの子たちは、はじめはお母さんと一緒に。
慣れてきたらひとりでチャレンジ!と段階を踏んで。
コックコートを着たら鏡でチェック!
・帽子から前髪でてない?
・チーフは曲がってないかな?
・ボタンは全部止まっているかな?
・袖はきちんとまくれているかな?
例えば、帽子が少し曲がっていることに気づきます。
この「気づき」がとっても大切です。
「鏡を見ているんだから気づくのは当たり前でしょ!」
とツッコミが聞こえてきそうですが、
この「曲がっている」いうのは
「ほんの少し曲がっている」ということ。
「ほんの少し曲がっている」と気づくことが重要です。
毎回、白いコックコートを着て、帽子をかぶり、チーフを巻く。
同じ服装だから気づけるようになるんです。
この「気づき」はやがて他の「気づき」に繋がり、
「あれ?同じように混ぜたつもりだけど何か違うな?」
「あれ?これってどうなっているんだろう?」
と「疑問」に変わります。
「疑問」から「調べる・やってみる・考える」
これが料理の上達につながりますし、
この経験が他のことにもつながっていくと考えています。
なんか、小難しい話になってしまいましたが、
「着替え」というパーツだけでも、
半年や1年2年という時間をかけて、
少しずつ自分の力になることがあるのです。
(アヤ)
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