(アヤ先生より)ごはんづくしの5月で驚いたこと
5月から始まりました定期クラス。
5月のテーマは「ごはん」
こどもたちに1番馴染みのあるテーマです。
・おこめの研ぎ方
・炊飯器の使い方&注意
・お鍋でごはんを炊く
・アスパラと鮭のいろどりごはん
バッチリごはんづくし。(笑)
毎日のごはん。
美味しいごはんをたべるにはお米を研ぐところから始まります。
お米を研ぎ終わるまでお米を割らないように。
・ボールとザルを使って。
・お水を直接お米に当てないように手を添えて。
・ギュギュとは押さないよう。
「おいしくな~れ」というのはこういう気遣いの積み重ねなんだよっというのを実践していきます。
教室でやったことをおうちで繰り返しお米を研いでくれている子どもたち。
ごはんの味の違い、仕上がりの違いは本当にささいですがいつか、「あっ!」「あれ?」と思う日が来てくれたらうれしいなと思います。
そして、私の想像以上に子どもたちはおうちでの復習を繰り返し実践してくれているのに驚いています。特に宿題という形にはしていません。「作って→食べる」というのはこんなにもパワーがあって魅力的なんだと改めてみんなが教えてくれるのです。
合わせて、自分が作ったごはんを家族が食べてくれ、反応があるのもきっと楽しいのだと思います。おうちの方々には子どもたちがおうちで料理をするのにいろいろとご協力をいただきありがとうございます。
「おいしかったよ!」という言葉はとても勇気がわきます。それ以上に、「いただきます。」「ごちそうさまでした。」をこどもたちに向けてお願いいたします。
もちろん、「いただきます。」には作った人にだけに向けて言う言葉ではありません。様々な感謝に向けてですが、普段は中々自分に向けられて言われる機会が少ないので「言われる側」になって初めて気づけることがたくさんあると思います。
私はひとつのことを教えられ、知ったり、わかったりするのではなく様々な要因や機会で子どもが「あっ!そうか」となる瞬間を待ちたいのです。その気づきは必ずちからとなるはずです。
ごはんについては引き続き教室でも登場します。
様々なおかずを作る際に順番に子どもたちが繰り返しごはんを炊いていきます。
みんなのごはんを食べるのを今からとても楽しみにしています。
(潮田)