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9/23オンライン授業「ごはんの炊き方編」レポート

無事9月23日に、はじめてのオンライン授業を開催いたしました!

当日は200名近くの方にお申込みいただき、スタジオ一同実は武者震いでドキドキ💦だったのですが、写真や質問を事前にいただいたり、チャットなどでもとても温かく受け入れてくださり、本当に楽しい時間を過ごすことができました!

不慣れで不手際なども多々あったかと思いますが、この場を借りて改めて参加してくださった皆様に御礼申し上げます🙇

◎授業の中でいただいた沢山のご質問のうち、お答えできなかったものをこちらで回答させていただきます:
(私の質問がない!という場合は遠慮なく言ってください👀!)

■どうして秋にお米がとれるんですか

稲の根っこがしっかりと大地に伸びて、夏の太陽の光で、稲はすくすくと成長します。
そして黄金色になり、穂に実がつまってその重さで垂れ下がってくるので、収穫は秋なのです。

■炊飯器で炊くときとおなべで炊く時はお水の量は一緒でいいですか?

基本的にお水の量はお米に対して2割増しのお水です。
1合=180ml   3合540ml×1.2=648ml(約650ml)

【炊飯器の場合】
炊飯器の目盛りはといだお米に対してお水が2割増しになるようにすでになっています。
【お鍋炊きの場合】
お鍋で炊く場合は3合に対して3合、同量のお水と伝えましたが、事前にお米を吸水させています。(オンラインで見て頂いた真っ白になったお米です。)お米自身がその2割分を吸ってくれているので計るお水は同量でいいということになります。

やり方は2通りです:
①たっぷりのお水に漬けて白くなったら一度ザルにあげて水を切り、同量の水を計る。
②研いだお米にお米の分量の2割増しのお水を入れて、お米に吸水させたあとそのまま炊く。

■なんで穴を塞いだり、フタを重たくした方がいいのですか。

お鍋に圧力をかけるためです。圧力がかかるとお米がお鍋の中でちょっと動いておいしく炊けます。
蒸気が抜けやすいということは圧力がかかりずらいということになります。

■ふたのうえに置いているおもしのタオルは濡らしたものですか?

はい、布巾を濡らしたものです。乾いた布巾は燃えやすいので絶対にだめです。
お鍋からはみ出ないようにおきましょう。(キャンプなどでは飯ごうに石をのせて炊くのと同じ原理です。)

■水を必ずすうまでひをつけちゃいけないのはどうしてですか

お米を吸水させないと、芯が残りやすいためです。ご飯を炊く時間だけでは、お米に水は入りきりません。
炊飯器もスイッチを入れてすぐに温度が上がるわけではなくて、はじめのうちは吸水させている時間なんですよ。

■醤油ご飯はどうやってつくるんですか

炊きたてのご飯に少しお醤油をかけて食べる方法です。シンプルですが、意外においしかったり。
濃口しょうゆが定番ですが、薄口しょうゆや出汁しょうゆもいいかもしれないですね。
なので、今回「おかか」もおすすめしたりしました。

■日々習い事の送迎に追われててんやわんやでいます!それでも炊きたてご飯にこれさえあればという栄養食があれば是非教えて下さい😭

お気持ち、痛いほどわかります。。。せっかくなので、栄養士のイズミ先生に聞いてみました👇

ご飯も立派な栄養食ですが、バランス的に言うと具だくさん汁物がオススメです。
とにかく野菜もタンパク質も取れてなおかつスープでの水分補給もできます。
それでも手軽にというのであればやはりタンパク質と一緒に。
タンパク質はご飯の糖質と一緒に食べることで糖質をエネルギーに変えやすくします。
納豆やシャケ・鶏そぼろなど常備しておくと便利ですね。

■我が家では最近玄米ごはんにしたのですが、玄米ごはんをおいしく食べれるとぎかたなど、白米と違うポイントを教えて下さい。

今回、お伝えしたとぎ方と炊き方は白米のものになります。
玄米は外皮(ぬか層)に覆われているので、とぐときにはお米同士をこすり合わせるようにしっかりとといでください。そして、一番違うポイントは吸水時間です。白米は30分に対して玄米は半日以上です。
炊飯器で炊く場合はしっかりと吸水した玄米を「玄米モード」で炊いて下さい。
お鍋炊きのときも炊き時間が異なるので、下記のページを参考にしてみてください。
お鍋の場合は、吸水時間がいらない「びっくり炊き」もおすすめです。

https://kawashima-ya.jp/contents/?p=11108

「びっくり炊き」
https://kawashima-ya.jp/contents/?p=54288

<授業中に回答したものも参考までに>

■土鍋の重たいふたも穴があいてるのですが、ふさいだほうがいいですか?

なるべく蒸気を外に出したくはないので、穴はふさいだほうがいいです。
オンラインでお鍋のふたにアルミホイルを挟んでいましたが、同じ方法で大丈夫です。

 

■土鍋だと中が見えないけどどうやってふいているのを知ればいいですか?

強火にかけて7分くらいを目安にふくのを待ってみてください。もし、7分以上経過しても吹き出しそうにない場合はお米の量に対してお鍋が大きい可能性があるので、その時ははじめのお水が沸けば大丈夫です。
音が「ブクブク」しているのを聞き分けるか、わかりずらい場合はふたをほんの少しあけて様子を見ましょう。(できれば1回くらい)

■むらしのじかんを長くするとどうかわりますか?

蒸らしている時間もごはんに熱が入っている状態です。なので、蒸らし時間が長い分熱は入っていきます。その時間が長いとふっくらごはんから、少しボソッとしたごはんになっていきます。蒸らし時間は5分から10分を目安にして一度ごはんをかき混ぜてください。

 

■食べてみて芯が残っている時はどうしたらいいですか

ほんの少しお水を足して(湿らす感じで大さじ1杯ずつ様子みて)全体をまぜ少し弱火にかけてみて下さい。そうするとまた「蒸らし」の状態に戻るので火を止めて蒸らしてみて下さい。

 

■鍋でご飯を炊くときに、おこげをうまく作るには、どうしたらいいですか。

弱火で5分経ち、火を消す前に一度強火にして「パチパチ」と音がするまで様子をみてください。
音や香りでおこげの具合を調整して火を消し蒸らしてみて下さい。

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また、終わった後に早速やってくださっているところのお写真下さいました!嬉しいです~。

めぶちゃんからの質問で先生が回答した「おかか」レシピも、すぐ作ってくれたお子さんがいました✨

次回は、マスターした「ごはん」を活用して、「おにぎらず」を作ります!
オンライン授業の開催日は【10/9(土)11:30~12:30】となります💻
詳細はこちらから!

せっかくなのでいただいたお写真をこちらにも一部ご紹介します。皆さんとってもいい笑顔で、こちらが嬉しくなります。本当にありがとうございました🙇✨

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