練馬区立石神井台小学校「家庭科研修」を振り返って
先日嬉しいご縁をいただき、練馬区立石神井台小学校様にて教員の方々に向けた家庭科研修を行ってまいりました✨
校長先生をはじめ、12名という多くの教職員の皆様に集まっていただきました🙇
高学年になると年に数回ある、家庭科の調理実習。
子ども達はとても楽しみにしている授業ですが、現場の先生方は準備や危機管理など、煩雑なことも多いと聞きます💦
今回は研修などど言うのもおこがましいのですが、毎日子ども達と料理をしているアヤキッチンだからこそお手伝いできること・提案できることはないか👀?という視点から、まずは実際の家庭科の教科書を紐解くことからはじめました。
当日は実習の前に学べる資料や、道具や手順、揃える材料など、「スタジオならこう進めるかも!」というアイディアをご提案しつつ、先生方ともざっくばらんに話させていただき、本当に楽しく勉強になる時間を過ごすことができました🙇
例えば、包丁の取り扱いについてはこんな話をさせていただきました。
スタジオでも包丁を使う前は必ず「きほん」の授業を受けてから使わせるようにしています。そのくらい、子ども達は刃物の取り扱う際は緊張してしまうんです。また、扱わせる指導者の側も、大人数が一斉に作業するとなかなか目が届かず安全管理が難しいですよね…
まずはどのくらい子どもが緊張してしまうのかイメージできるよう、先生方に利き手と逆の手を使って野菜を切ってみていただきました。
固いものも柔らかいものも、勝手が違うとドキドキします💦
そのあと、包丁の代用品として、「キッチンばさみ」や、スタジオでは幼児さんや包丁きほんを受ける前の小学生が使っている「カード」というお菓子作りに使う道具をご紹介しました。
特にカードは安全だし切りやすい!と好評をいただけました😊
その他には鍋でごはんを炊く際のポイントや、炒め物に使うと味が整っておいしくなりやすい具材や調味料のアイディアなどをご提案しました。
最後はそれぞれチームごと美味しく試食し、無事研修を修了することができました。
私達が感じたのは、とにかく先生方のチームワークが素晴らしいということです!なんでも興味を持って取り組んでくださり、調理も片付けもそのスピード感に感動でした…。さすがとしか言いようがなかったです。
石神井台小学校の皆様、この度はすばらしい機会をいただきありがとうございました!
また、ご縁をつないでいただき、実際の研修にも参加くださった株式会社クジラボ様にもこの場を借りて御礼申し上げます。今回の取り組みについて記事にしていただいております:
<教職員の皆様からいただいた感想>
短い時間でしたが、専門家の視点からのアドバイスや、子どもに取り組ませる上での注意がたくさんあり、勉強になりました。
教科書には載っていない調理の際の常識が、間違っていたことがわかり、授業でもプライベートでも早速修正したいと思った。専門家(プロの調理人)から学ぶことがこれからも必要だと思った。小学校の家庭科の授業のスタートで正しい基礎を指導しないと、間違った常識をもったまま大人になってしまうので、こわい。とても貴重な機会になりました。ありがとうございました。
お料理は普段からよくやっていました。しかし、包丁の置き方や火加減、切り方など今回の研修で新しく知ったことも多くあり、自分がどれだけ直感で料理をやっていたかを実感できました。より美味しいご飯や料理を安全に作るためには、しっかりとした手順や守らなければならないルールがあり、それを身に付けていくことが大切だと感じました。
学びの多い楽しい研修でした!ありがとうございました。
料理に苦手意識のある私ですが、グループで調理する楽しさを再発見する良い機会となりました。先生のお話も分かりやすかったですし、何より楽しそうに調理されている姿が印象に残りました。今後、私も楽しく炊事します!!このたびは、ありがとうございました。
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