もぐもぐキッチンスタジオ

お問い合わせ

もぐもぐキッチンスタジオ

離乳食・幼児食👶の出張講座をレポート!

午前中から午後にかけて、完全予約制・マンツーマンで開催をしているイズミ先生の「もぐもぐ子どもごはん相談室」。実はスタジオを飛び出して、近隣の市や別の子育て講座にお招きいただき、講師として登壇をしていることもしばしばなんです。

昨年度もとてもいい機会をいただきましたので、いくつかこちらでご紹介させていただきます😊
対面・オンライン、所要時間や対象月齢など、さまざまな形でニーズにあわせた内容を組んでいます。かわいい赤ちゃんやパパママに会えるこの時間は、イズミ先生もおまけのサカイもとても楽しい時間を過ごさせていただいています。

「ひがし赤ちゃんCafé/やさしくておいしい離乳食講座」@小金井市公民館東分館

昨年に続き、講師のお声がけをいただきました。今回は月齢が低めの2か月~4か月の赤ちゃんとパパママのご参加でした。久しぶりの新生児さんに会うことができ、うれしくてテンションが上がります。
まだ夜泣きも授乳の回数も多く落ち着かない時期ではありますが、離乳食の基本をお話しできていろいろイメージがつくようになればうれしいです。

離乳食の考え方はあくまで「食べる練習をする」ということ。
無理なくその子に合わせて経験を進めていきます。おっぱい・ミルクを飲んでいた状態から、いきなりもぐもぐと食べることはできません。

赤ちゃんの月齢が低いと、離乳食はまだまだ先のことで「実際にはじめてみてからじゃないと勉強をしても…」などと思いがちですが、まずスタートさせるタイミングを見定めるために授乳の間隔や口をもぐもぐするようなサインなどを覚えておき、赤ちゃんの日ごろの様子をよく観察することも大切ですので、そのあたりもお伝えしています。
他には準備しておくと便利な離乳食グッズ、特に使いやすいスプーンの説明や実際の食べさせ方など、初めての離乳食でよくある質問を例にお話ししました。

いつものシイタケ昆布だしやそれを煮た野菜の味見などもしながら、今回パパのご参加で新しい視点からのご質問もあり、楽しくゆったりと講座を進めることができました。離乳食をスタートすることでさらに赤ちゃんと楽しくコミュニケーションが取れるとうれしいです。

パパの参加も増えていますね!テキストは内容にあわせて抜粋したものをつどおつくりしてます。

 

「幼児期につけたい『食べるちから』」@武蔵野市の子育て施設 0123はらっぱ

続けて秋に、はじめてこちらの施設で講師をつとめました。

お子さんの月齢が6か月から2歳までと幅広い年齢層のご家庭に多数参加していただけました。
今回は参加された方が離乳食真っ最中のケースが多かったため、基本は幼児食での講座予定でしたが、どちらかというと離乳食から幼児食への移行についてを多くお話ししました。

とても多いお悩みのひとつ「食べない」という事例についてですが、ほとんどは味というよりも食材のかたち・大きさが口に合わなくて食べたがらないということも多く、また、かたちは正しくても「固さ」が歯茎で嚙むことができるかという点を確かめることも大切です。柔らかくした根菜類などを与えてみたとき、お子さんがちゃんと噛みきれているか確認をしてみるのもいいですね。焦らずに、お子さんのお口の様子をみて進めてみましょう。

味覚の形成として、いろいろな味の経験をしたい時期です。いつもご用意するシイタケ昆布出汁の味見をしてもらいました。野菜の甘味を引き出すシイタケ昆布出汁で実際に煮た野菜との相性を感じてもらい、好評でした。煮る野菜や出汁を変えるだけで、大人よりも舌が敏感なお子さんはいろいろな味覚を経験できます。

後半は座談会として30分ほどフリーで質問タイムを設けました。ほとんどの方が残ってたくさんご質問をいただきました。参加者の皆さんのお互いの悩みが共有できたことで、現時点でのお悩みから将来の参考にもしていただけたと思います。それがやはり対面での座談会ならではと感じました。

今回20組ほどの参加者となり、お子さん連れも多い中でしたが、施設の皆様が居心地の良いスペースを作っていただき、とても和やかにリラックスした講座ができました。素敵な施設で情報交換ができるという場があるのは育児をしている時はとても大切ですよね。今回そのお手伝いが少しでもできたならうれしく思います。

アイランドキッチンがフリースペースにあるのが素敵ですね~

吹き抜けが美しい施設です。各所にお子さんが喜ぶしかけがたくさんありました!

 

kuccaオンラインサロンの食講座

年明けには、以前より食講座の講師をつとめさせていただいている、布おむつ育児を通して排泄学などの講座を開催されているkucca様のサロン会員様向けのオンライン講座へ参加。食の観点から少しお話させていただきました。

開催が冬時期でしたので、テーマを「季節の食事」と題して、前半は「おせち」や「お餅」を与える際の注意点、また離乳食の口の動きを通して噛む力をつける大切さについてお話ししました。
口は空気と食品が入る入口です。最近は誤嚥(ごえん)の事故などをしばしばニュースで見ますが、誤嚥を防ぐためには、まずはお子さんにあった固さ&大きさであるか、食べる時の姿勢が正しく座れているか、また食事をする環境が落ち着いた場所であるかを確認しましょう。
冬は根菜類がおいしく栄養価も高いので、柔らかく煮たものでかじり取りや噛む目安にしてみるのもいいですね。歯ざわりがよくとろみ付けにも利用できるレンコンはおすすめです。

後半の質問コーナーでは「今の状態でいいのか、自分では判断が難しい」というご相談も。お気持ちはとてもよく分かります。例えば今回の嚙む力なども、何かやってみてもすぐに咀嚼できるようにはなりません。まずは声掛けや座る椅子などの環境を整え、それによりお子さんがどんな様子なのかの観察を続けること。Kuccaの諸井さんといつも講座にて話しています「経験・観察・コミュニケーション」の繰り返しなのです。まずは改めてお子さんをじっくり観察してみると、色々と見えてくるかもしれませんね。今回の講座がそのきっかけにつながればと思います。

勉強熱心な生徒さんが多く、オンラインでもとても盛り上がり、いつも楽しい時間をありがとうございます。

懐かしい!Kuccaさんの食講座の動画を撮影したときの写真です。

食の講座はこちらからオンライン受講いただけますのでぜひどうぞ✨

【録画配信・10日間】kuccaの視点 3つのテーマと食講座 〜離乳食・幼児食パック〜

↑紹介動画も面白いです✨イズミ先生のパーソナリティが超伝わってきます(笑)

 

👶通常のスタジオ開催クラスについてはこちらからどうぞ!

ホーム/お知らせ/イベント/離乳食・幼児食👶の出張講座をレポート!